今年の元日に天皇杯決勝が行われ、浦和が清水を2-1で下したのは記憶に新しい。
これにより浦和は三菱時代より約30年ぶりの天皇杯獲得ということになる。
そして近年、アジア内でのクラブ大会が整備され、天皇杯チャンピオンはAFCアジアチャンピオンズリーグに出場することができるのである。
しかし、これにはちょっと首を傾げざるを得ない問題がある。その問題点というのは、出場できるのは次の年の大会ということだ。
つまり先日優勝した浦和レッズが出場できる大会というのは来年2007年度の大会なのである。しかしリーグチャンピオンにはそのようなルールはない。
なぜこのようになってしまったのかというと、そもそもアジアチャンピオンズリーグというのはアジアクラブ選手権という大会とアジアカップウィナーズカップという2つの大会が組み合わさってできた大会なのである。リーグ王者は翌年の大会に出れればいい。それは世界どの大会でも同じである。
しかし天皇杯は違う。あれは決勝が年を跨いで翌年1月1日に行われてしまう。
そこで優勝して、ACL出場のためにチーム編成する時間が少ないのである。
詳しい話はわからないが、AFCは前年度の天皇杯王者が出場することを要請したとか。だが上記の理由のために協会会長が前々年度の王者を出場させることに決定したのだ。
しかしこれは日本サッカーがアジアタイトルを獲得するという目的にしてみれば、非常に危険な選考理由では無いだろうか。
前年度王者は良いとしよう。そのままチーム力が著しく衰えることはあまりない。しかし前々年度の天皇杯王者はどうか。そのタイトルを獲ったチームの基盤は前々年度のリーグ戦のもである。ACLに出場する前にもう1年間国内で戦わなければならないのである。
これでチーム力を上げたり、維持できればいい。しかし仮にチーム力が衰えてしまったら?それにより成績不振となり、J2に降格するような事態となってしまったら?J2に降格したことにより天皇杯を獲得したときの主力選手が大量に流出してしまったとしたら?
これは目の前にある見逃せない現実なのである。
その煽りをモロ受けているのが東京ヴェルディ1969だろう。
このチームは2005年1月1日に決勝でジュビロ磐田を破って見事天皇杯を獲得したチームである。そのブラジル選手権で1シーズンに30得点以上をマークしたワシントンを迎え万全の状態で05年のシーズンに臨んだ。しかし結果はJ2降格というにわかには信じ難いものとなってしまった。
現在のヴェルディは主力選手がほぼ全員移籍、もしくは移籍の見込みとなってしまっている。
それを引きとめよう
サポーターが必死で選手に懇願している。
同様に
有志のサポーターのHP上でも熱く呼びかけている。
ヴェルディ降格に伴い06年度のACL出場枠が見直されたこともあった。しかし何を考えたのかヴェルディ側が出場する意向を示し、それを受けた協会が出場を認めてしまったのである。
先日発表された06年度の
J日程を観るとグループリーグの試合だけで中日3日やJ2の試合の次の日がACLなんて日もある。そして最もひどいのが5月。5月はACLのグループリーグ2試合を予定されている。しかし2試合ともJ2の試合に被ってしまっている。これを解消するには2チーム編成もしくはヴェルディのJ2試合日程をズラすしかない。
そして一番の問題は戦力を落とさざるを得ないヴェルディがACLのチーム相手に勝てるのか?
相手はKリーグ王者、タイ王者、インドネシア王者となっている。インドネシア王者は油断は禁物だが勝てるだろう。タイは意外に侮れない。Kリーグ王者がこのグループ本命だろう。だがアジアという国外に出ての試合となる。J1は全34試合。しかしJ2は愛媛FCの新規加入に伴い52試合と大幅に増える。そんな過密日程をこなせるのか。
やはりどうしても疑問を持たざるをえない。
ちなみに先日優勝した浦和レッズはそのヴェルディから相馬、ワシントンを獲得するなど着々と補強を進めている。これでもACLに出場するには準備不足と言えるのだろうか。
この大会への参加枠改正に関しては、今回が転換点だったのではないだろうか。
ヴェルディがACLで活躍できないということを言っているわけではない。それはやってみなければわからない。だがACLというアジアのクラブチームにとって最高峰の大会を前々年度の王者が出場して良いのだろうか。間が開くので大会までどうなっているのか全くわからない。
これに関してはサッカー協会も何かしら制度改正を行うと思う。というよりも行わなければならないと思う。
同じステージからアマチュアに近いようなリーグのチームが出場しているという問題点もある大会だが、アジア最高峰のクラブ選手権なのでJが自信を持って送り出せるチームが出場してほしい。
左のほうにあるカテゴリーと各チームの公式HPリンクを修正しました。
J1とJ2に分けてあります。
今年はそれぞれ3チームも顔ぶれが変わるわけですね。
J1の東京ヴェルディ、ヴィッセル神戸、そして入れ替え戦で圧倒された柏レイソルが降格。
逆に京都サンガ、アビスパ福岡、そして入れ替え戦で柏を圧倒したヴァンフォーレ甲府がJ1に昇格。
今年戦った相手がいなくなるのは寂しいね。
逆に昇格組は試合するのが楽しみ。
複雑。
ついに決定!!!
W杯本戦の組み合わせ。
グループA
ドイツ コスタリカ ポーランド エクアドル
グループB
イングランド パラグアイ トリニダード・トバコ スウェーデン
グループC
アルゼンチン コートジボワール セルビア・モンテネグロ オランダ
グループD
メキシコ イラン アンゴラ ポルトガル
グループE
イタリア ガーナ アメリカ チェコ
グループF
ブラジル クロアチア オーストラリア 日本
グループG
フランス スイス 韓国 トーゴ
グループH
スペイン ウクライナ チュニジア サウジアラビア
悪くないんじゃない?w
少なくともグループBとかC,Eに入らなくてよかったと思ってる。
でも可能性があるだけに初戦のオーストラリア戦は重要。
対戦日程は
6・12
オーストラリア vs
日本 at カイザースラウテルン
6・18
日本 vs
クロアチア at ニュルンベルグ
6・22
日本 vs
ブラジル at ドルトムント
少なくとも
UGさんがやってみた模擬抽選通りの最悪の結果だけは免れたわけで。
でも実力がブラジルを除いて拮抗していると思うので、ちょっとしたミスが命取りになりかねない。
では他のグループを見てみると・・・
とりあえず開催国ドイツのグループは面白くないということはわかった。何があるかはもちろんわからないけど、顔ぶれ見る限りは・・・(--;)
そして一番ヤバイのはBだろ。なにあれ。またスウェーデンとイングランド同組みかよ。んでパラグアイが絡んでいるのが気になる。フランスの時はスペインをグループリーグ敗退に追い込んだチームだからな。スウェーデンとイングランドがそのまま決勝Tに進出するのかというとわからない。意外にあっさりと決まってしまう可能性もはらんでいるのが死のグループ。
Cも非常に難しいグループ。ユーロ地区予選をわずか失点1で通過したセルビア・モンテネグロ、予選1位通過のアルゼンチン、そして言わずと知れた強豪オランダ。初出場のコートジボワールも全く侮れない。ある意味Bよりも死のグループかもしれない。
まだチケット手に入れてないしな~orz
資金とチケットどうにかしなくてわ(TT)
今日、DVD観た。
“フランスW杯アジア地区最終予選記録”
あの当時の選手は今ではベテラン、、、もしくは引退している選手が多い。
現在の代表の中核を成している選手もいる。
今の代表よりテクニックは無いと思う。戦術も未熟かもしれない。
でもこの頃の代表は強かったと思う。
下手すれば今よりも。
選手の“目つき”が違う。
とにかく相手に勝つんだという意識が目に表れている。
殺気立ってるときもあった。
それだけにゴールが決まると爆発的な喜び方をする。
この4年前に最後の最後にドーハで逃した“夢”があるからだろう。
それだけにその大会にかける想いは強かったはず。
あの当時はまさしく一喜一憂。それこそ“狂喜”に近かったのかもしれない。
勝ち点を思うように積み上げられないと、サポーターのなかにはバスを囲んで大暴れする連中もいたし。
常に危機感を持って戦っていたと思う。
当時の代表監督だった加茂監督は更迭され、岡田監督(現横浜FM監督)が就任。
その後、なんとかグループリーグ2位に滑り込み、イランとのアジア地区3位決定戦へ。
ジョホール・バル。
ジョホール・バルを埋め尽くした青い集団、日の丸。
あれは日本時間は深夜だったが、ほとんどのサッカーファンは起きて中継を観ていたと思う。
今さら試合内容を語る必要は無いはず。
だがあの瞬間、間違いなく日本中が歓喜し狂喜した。
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あんなちっぽけな冷たい円盤にそんな熱い・・・熱すぎる戦いがおさめられてるんだよ。
アウェイでも大きな声を張り上げて、選手に声援を送り続けるサポーター。
それこそ“PRIDE”を持って選手もサポーターも関係者も戦っていたはず。
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それなのに。。。
昨日の試合は何?
今年の最終予選は何?
昨日は酷かった。
代表サークルかなんかの連中は試合前から泥酔するし、、、ホイッスル吹きながら関係なくバカ騒ぎ。
そして試合中に席を立ち、帰宅する人々。
終了間際に点が入ったときは
バぁぁあカ!!ざま~みろ!
叫んだよ。
観に来ることはとても良い事だよ。
スタジアムを満員にすることによって、ホームの雰囲気を作ることはとても重要だかね。
でもスタジアムに来る目的が少し変わってきてないか?
意識が少し違うところに向いているんじゃないか?
何度も言うが選手はアイドルではない。
選手を応援する前にチームを応援して。
代表チーム≠アイドルグループ
選手≠アイドル
ではないわけ。
昔にもいたと思うけど、今よりはずっと少ないよ。
代表だよ?
日本という国に住んでいる日本人1億2千万人のなかの選ばれたサッカー選手なわけさ。
右翼的になれとは言わないが、自分達の中から選ばれた選手たちをアイドルのように扱うのはおかしいのではないかな。
韓国をバカにする人もいるけど、彼はとにかく民族を代表だから・・・という意識が強い。だからクラブチームは閑古鳥が鳴くが代表は熱狂的になる。
日本だって毎試合物凄い数の人々がスタジアムに集うわけじゃん。
もったいないよ。
バックやメインのお客さんはいいとして、ゴール裏に、特に真ん中に来た人たちは戦おうよ。
ホームにしてホームじゃないよ。
今の代表は。
トルコみたいなのは危険かもしれないけど、代表ってのはそうあるべき。
各国の威信を賭けた争い。
昨日のアンゴラ戦で代々木門裏の広場で広げていた巨大日の丸。↓
書き込んであるメッセージは全てフランスW杯当時の物だった。
目頭が熱くなった。
そしてこれがどういうものなのかわからずにフラッグの前でケツ振っておどけて写真取ってた学生3人組。
マジでぶっ飛ばしたかったよ。
重いね。
比べることはバカらしいし、意味がないことだけど今後を見ていくうえで振り返ったり、比べることも大切。
あの時あったものがいまはない。
あの時なかったものがいまはある。
どっちが良いのかなw
オレはあの時あったものは今現在もこの先も決して失ってはいけないものだったはず。
これからこの国の代表チームはどうなってくのだろうか。
戦場?wそれとも宴会場?wそれともデートスポット?w
考えなくちゃ・・・。
こんな状態が続くんであれば、次回以降の大会はどうなるんだろうね。
まぁ~また変更ですか。
普通に予選と本大会は統一しちゃえば良いじゃん。
あれが今は一番シックリ来るんだしさ~。
今まで↓
アンゴラ戦以降予定↓
*スポーツナビ様より拝借
何?あの横のギザギザは・・・?
刃の形をイメージした?
あれじゃ、刃に切り裂かれたみたいじゃん。
またよくわからんデザインにしたね。
02年の時は、たしか
富士山をイメージしたんだよね。それに伴ってアウェイユニが史上最も意味のわからないデザイン&色使いになってたし。
シドニー五輪時代のユニが一番シンプルで良かったな~と思う今日この頃。